あなたは今『忙しい』ですか？
「Yes!」
と言う方、ちょっと待って下さい（笑）
何故忙しいのか、その理由を考えて下さい。
あなたにとって、忙しいとはどういう状況を指しますか？
【忙しい状態】が、どれだけ自分にデメリットをもたらしているかご存知でしょうか？
今回は、忙しい状態とはなにか？を明確にして行きたいと思います。
「忙しい」とは
『多くの用事に追われて暇がない。』（goo辞書引用）
と言う意味です。
暇があるかどうかは、個人の主観に基づきますので、
あなたが「忙しい」と言うのは、本当なのだと思います。
・子育てで忙しい
・仕事で忙しい
・役員をやらないといけないから忙しい
・今月イベントが有るから忙しい
忙しい理由は沢山有ると思います。
どう見ても忙しく見えない生き物も居ます（笑）
では、辞書的な意味、「暇がない」と言うのはどういう状況でしょうか？
これは辞書検索しても出て来ないので、勝手に考えます。例えば、
「スケジュールがものすごくタイトで、
予定以外に他に何も出来ない」状態
は暇がないですよね（笑）
こう考えると「忙しい」と「暇がない」には、既に少し乖離があると思いませんか？
忙しい本当の理由
忙しいという単語を、辞書的な意味で利用する事って、ほとんど無いはずです。
僕らがよく使う「忙しい」とは、
「普通やらないといけない事以外に、やる事がある」
と言う意味で使われている印象が有ります。
そりゃみんな忙しいんですよ（笑）
例えば、「今月忙しいんです。」と言う言葉には、色々な理由が有ります。
「仕事をしているけど、PTAの役員になったんだ。」
「家事育児をしているけど、今月は子供の発表会があって。」
「学生だけど、今月から新しい習い事を始めたから。」
等、よく聞きます。
本当に色々なパターンは有るのですが、
様は、
『何か自分のやる事が少し増える事』＝『忙しい』
と言うイメージが、僕らの中には存在しています。
日頃のルーチンに存在しない、何らかの役割は、
実際よりはるかに大きい影響を、あなたの気持ちに与えてしまいます。
忙しいとこうなる
このような「忙しい」理由を述べる際、
多分、
・誰かに何か誘われた
・新たな仕事を頼まれた
・何か新しい事を始めるか悩んだ
という様な背景が有ると思います。
『忙しい』と言う事で（自分に言い聞かせる事で）、
出来ない事を正当化しようとしているはずです。
つまり、自分が何か行動する事を、
「忙しい」を使って、避けているんです。
散歩に行かない理由に「忙しい」を使った事が有りますが。
しかも、その『行動』は、恐らく
本当は、やっておいたら、自分にとっても周りにとっても
いいことも多いと思います。
（もちろん本当に時間の無駄になる事も有ると思うんですが 笑）
なので、少し捉え方を変えてみて下さい。
忙しい嘘を暴く魔法の質問
自分が言っている
「忙しい状態」
が、嘘っぽくなる魔法の質問が有ります（笑）
それは、
「その忙しい理由によって、あなたの時間が、
今月どれだけ費やされるんですか？」
と言う質問です。
・PTAの役員の仕事は、１日何時間取られるのでしょうか？
・子供の発表会の準備に、１日何時間取られるのでしょうか？
・その新しい習い事は、週に何日、何時間行くんでしょうか？
これらを明確にしてみたとき、
「他の事をやる暇がない」
状態では、絶対に無いですよね（苦笑）
せいぜい、数日、その新しい作業の為に、数時間取られる程度だと思います。
１ヶ月でみたときに、残りの数十日は、普段と同じ生活を送っていませんか？
本当はやったら良いと思っている事を、
後回しにする為に『忙しい』と言っていませんか？
さて、あなたは本当に忙しいですか？
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